残クレ（残価設定型ローン）利用のメリット

残クレ（残価設定型ローン）を使った場合のメリット等について紹介します！

このローンの呼称に関しては、当サイトでは残クレとして記述します。

詳しくは、残価設定型ローン（呼称編）にて。

残クレのメリット１

なんといっても毎月（月々）の返済金額を抑える（安くする）ことが出来ます！

各自動車メーカーの折り込みチラシなどを見ても、軽自動車なら月々の支払額が３千円から５千円くらいなんて数字を目にすることもあります。

ただし、この返済額の場合は、ボーナス払い併用となりますが…。

均等払いでも、確実に今までの普通タイプのローン（以下、通常ローン）と比べた場合、支払いの負担（月々）が少ないのは間違いなしです！

さらに通常ローンと比較した場合、支払総額が少なくなります！

ただし、同じ販売店で取り扱っているローンで比べることが前提です。

また、残クレの方が支払総額が多くなるケースも稀に有ります。

この辺は、利用する残クレの商品（自動車メーカー）毎に変わってくる部分でもあります。

ただ全体として、通常ローンの金利よりも残クレの金利の方が安く設定されていることが多いです。

ということで、ローンを利用して自動車を購入する場合、必然的に残クレを選ぶことになり、利用者が増えているのです。

残クレ金利比較

各自動車メーカーの残クレ（ローン商品）によっても変わってきます。

またキャンペーン金利が適用されたり、次期によって変動したりすることもあります。

その点を踏まえた上で、現在購入を検討しているスズキのワゴンＲで金利を比較してみます。

まずスズキクレジットの「スズキ残価設定クレジット かえるプラン」の金利ですが、実質年率で２．９％です。

そして、「通常クレジット」は、６．８％となっています。

これだけ金利差があると、通常クレジットを利用しようと思われる方は皆無でしょう！

約１９０万円を、６０回の均等払いにした場合…

支払総額差は、なんと約２６万円です。

同じ金額のローンを組んでもこれだけ支払額が変わってきます。

ただし、若干のトリックが入っていますが…。

※その辺の詳しい内容は、残クレの個別商品解説にて説明します。

残クレのメリット２

３年後や５年後の買取価格が決まっていることです。

軽自動車の場合、５年後だと３０万円台～４０万円台に設定されることが多いようですが、仮に残価が４５万円で契約した場合、４５万円での買取が確定しています。

４５万円が保証されているのです。

車を買取してもらうかは、自由に選べますが、仮に車を返却すればローンの支払いを終わらせることができます。

現金で一括して支払い、車を乗り続ける場合には大きなメリットにはなりませんが、買い替えるケースでは買取価格が保証されていることはメリットの一つです。

※車両状態によっては、買取価格を減額され、差額分の負担が生じる場合もあり。

査定額が残価を下回ったケース

もし５年後、車買取で査定してもらったら、査定額が２０万円だったとしても、残クレなら４５万円で買取りしてもらえます。

こんな時は、車を返却して他のクルマに乗り買えるのが得策です。

これが通常ローンであったなら、２０万円という選択肢しかないので、２５万円も損をしてしまいます。

査定額が残価を上回ったケース

もし査定を受けた結果、残価の４５万円を超えるようであれば、買取額が高い所へ売却することで、４５万円との差額が手に入ります！

※ここでいう査定とは、ガリバー等の車買取での査定を指します。

いずれにしてもローン（分割払い）を利用して自動車を購入するなら、通常ローンよりも残クレの方が得になる可能性が高いです。

新車の見積もりを取得する際には、通常ローンと残クレの条件を比較しましょう！