AZワゴンに、ETCをDIYで取付!
2020/05/21
まず車載器を、四輪車ETCらくらく導入キャンペーンを利用して楽天市場で購入しました。
購入した機種は…、
CY-ET907D/KD(パナソニック)
キャンペーン期間が終了してしまう!と少し急かされた感じでした。
がしかし平成19年度3月末日でこのキャンペーンは終了の予定でしたが、平成20年度・四輪車ETCらくらく導入キャンペーンとして7月31日まで好評につき継続されました。
※対象台数20万台まで。
ETC(パナソニックCY-ET907D/KD)取付
AZワゴンにアンテナ分離型のETCを取り付ける場合の事前確認のポイント。
ワゴンRでも同様かな…。
- アンテナ取り付け位置
- ETC本体取付位置
- 電源の取り出し方法
- アースの設置場所
各ポイントを一つずつ確認してみました。
アンテナの取り付け位置
まずアンテナの取付位置を決めます。
アンテナ取り付け位置の候補としては
- フロントガラスの上部
- ダッシュボードの上
※オプションのETC車載器アンテナ取付ブラケット(オンダッシュ用)CA-FX906Dを使えばダッシュボードの上にアンテナを設置できます。
ダッシュボードの上はすっきりしていたほうが好みなので前者を選択!
フロントガラス上部、車検ステッカーの横に決めました。
ETC本体取り付け位置
まずETC本体の取付位置を決めます。
ETC本体の取付位置の候補としては
- グローブボックスの中
- グローブボックス上の物置
- ハンドル下のパネル?
くらいかなと思っていたのですが、同パネルに設置されている小物入れが気になりました。
防犯的なことを考えれば本体が隠れるグローブボックス内が有力だったのですが、気になる点が一つ!
それはカードの挿入や取り出し、ボタン操作がしずらいことです。
ETCカードを挿入してしまえば、あまり操作することもないのですが…。
ということで小物入れ内にETC本体を取り付けることにしました。
ただし小物入れなどに加工が必要になりそうです。
電源の取り出し方法
パナソニックCY-ET907D/KDの場合、バッテリー(常時電源)、アクセサリー(アクセサリー電源)の2つの電源を取り出す必要があります。
通常はオーディオの裏の配線かヒューズボックスを利用して電源を取り出すことが多いのですが、AZワゴン(MJ22S)の場合は、ヒューズBOXを利用するのが簡単そうなので、今回はヒューズBOXから電源を取り出すことにしました。
ということでヒューズボックス(取扱説明書)を確認!
まずバッテリーですが、常時電源が供給されていそうなのは室内灯(インテリアライト)です。
15A(アンペアー)が使われています。
次にアクセサリーですが、アクセサリーソケットというヒューズがあります。
こちらも15A(アンペアー)です。
ということで、ETC取り付け前にエーモンのヒューズから電源を簡単に取り出せるヒューズ電源を入手!
アースの設置場所
ダッシュボード下を覗き込んでアースポイントを探索!
小物入れの加工も必要そうなので、パネルを取り外してみました。
爪で固定されているだけなので引っ張れば外れます。
小物入れが付いているパネルを取り外すと
アースを探しやすくなりました!
アースポイント1を発見!
さらにヒューズBOX下のエンジンフードを開けるレバーの周辺パネルを取り外し!
場所は「小物入れが付いているパネルを取り外すと」下の画像を確認。
この部分はクリップ1個を取り外し、あとは爪で固定されているだけ。
※クリップは中央部を押しこむとロックが解除されます。
アースポイント2を発見!
ETC取付作業
ETC本体やアンテナの取付位置や電源の取り出し方法などを決めたら実際に作業開始です。
バッテリーのマイナス端子を外してから!
と言っておきながら手間が増えるので今回は外さないで作業してしまいました(汗)
ETCアンテナ取り付け
両面テープでフロントガラスに貼るだけなので特に難しいことはないです。
ポイントとしては、アンテナの配線の通し方。
できるだけアンテナ線が見えないようにしたいのとETC本体を取り付ける小物入れまでのルート探し。
基本的にはフロントガラス上縁に沿わせて、Aピラーを経由してダッシュボードを貫通する感じ。
アンテナの配線は内張りの中に綺麗に収まりました。
軽く内張りを下に引っ張ると簡単に隙間ができます。
※ETC(パナソニックCY-ET907D/KD)に付属していたスポンジ(線材固定テープ)は使用しませんでした。
ETCアンテナのコネクターのサイズがAピラーの化粧カバーを引っ張ってできる隙間よりも大きかったので、Aピラーの化粧カバーを取り外すことにしました。
Aピラーの化粧カバーは、爪で固定されているだけなのでウェザーストリップを取り外して、引っ張るだけです。
あとはドアロックのエアホース!?に沿わせる感じでダッシュボードを通せば完了!
隙間はたっぷりあるので、するするっと線は通ります。
電源取り出し
予め準備しておいたエーモンのヒューズ電源を利用。
ヒューズボックスは、運転席の足元左側にカバーなど無く、むき出しで取付されてます。
とりあえず検電テスターで電源が供給されているバッテリー側の端子を判別。
AZワゴン(MJ22S)の場合、下側の端子がバッテリー側、上側の端子が電装品側でした。
ただアクセサリーソケットは、イグニッションキーの位置をACCにしても検電テスターが光ることはありませんでした。
理由は不明。
とりあえずヒューズBOX内での規則は同じと判断して先へ。
またアクセサリーソケットのヒューズを抜くとラジオとシガーソケットが使えなくなるので、アクセサリー電源の取得としても問題ないと判断しました。
エーモンのヒューズ電源をヒューズBOXに差し込んで、電源の取り出しは完了!
※ヒューズボックス周辺を探しましたが、ヒューズ抜きは見つかりませんでした。
ETC本体の取り付け
小物入れを取り外します。
プラスのねじを取り外してスプリングを外し、小物入れを引き抜きます。
そしてETC本体(両面テープ付)と取付ブラケットを両面テープで貼り付け、その取付ブラケット(両面テープ付)をパネルに貼り付け。
肝心な画像を撮り忘れてしまった(汗)
ただ、そのままだと小物入れが閉まらなくなってしまうので、小物入れが干渉する部分を加工。
加工といっても切り取るだけ!
糸ノコギリを利用してギコギコとETC本体と接触してしまう箇所を切断。
かなりアバウトに行いました。
最後に小物入れを元に戻して完了!
こんな感じでETC本体が取り付きました。
バッテリー、アクセサリー配線
付属の電源コードとヒューズボックスに取り付けたヒューズ電源(バッテリー、アクセサリー)を接続。
バッテリー、アクセサリーにはオスの端子が付いています。
エーモンのヒューズ電源はメスの端子が付いているので、電工ペンチなど配線を加工する道具は不要です。
ただつなげるだけ!
アース設置
付属の電源コードのアースをアースポイント2の10mmのボルトを緩めて、既存のアース線と共締めして完了!
※配線図がないので、どの部分のアース線かは不明。とりあえず問題はなかったが…(汗)
電源コネクター、ETCアンテナコネクター
ETC本体に電源コードのコネクターとETCアンテナのコネクターを接続して配線完了!
あとは、あまったコード類を綺麗に処理します。
電源コードが3.5mあるのですが…。
修復と動作確認
取り外したAピラーの化粧カバーなどを元通りに戻して、ETCが正常に作動しているか、AZワゴンに不具合がないか等、最終的な確認を行ってAZワゴンへのETC車載器の取り付けは終了!!
ETC車載器の取り付けに、要した時間は、約3時間でした。
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