軽自動車を自動車ローンで購入
2020/05/11
軽自動車に限らず、余裕を持って現金一括で購入出来ればベストなんですが、なかなか現金で購入することが出来ません。
同様のご意見の方も少なくないと思います。
直近の軽自動車購入で言えば、デイズ(日産)、N-BOX(ホンダ)、ムーヴ(ダイハツ)と全てのケースでローンを使って購入しています。
軽自動車以外を含めても、20万円くらいの中古車を買った時以外は、中古車でも新車でも自動車ローンのお世話になってきました!
ということで、自動車ローンを活用した車の購入に関して、思うところを書いてみようと思います。
自動車ローンの種類
大きく分けると自動車販売店が取り扱っている〇○クレジットや〇○ファイナンス系と都市銀行や地方銀行、労金等が取り扱っている銀行系のローンがあります。
個人的なことで言えば、銀行系のローンを使った経験はありません!
厳密に言うと銀行系のローンだと審査が通らないのです(汗。
ということで、近年では申し込みすら行っていないので、銀行系ローンの状況はよくわかりません。
審査も早くなって、使いやすくなっているような印象はありますが…。
それと金利に関しては、銀行系のほうが低いイメージを持たれている方も少なくないと思いますが、自動車販売店が取り扱っているローン商品でも金利が低いものがあるので、差は無いというか、1.9%なら銀行系よりもお得なことも!
それに、近年では残価設定型の自動車ローンを使われる方も増えてきているので、どちらが得なのか?メリット・デメリットをよく比較し、どのローン商品を使うか決めるのが良いと思います。
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月々の支払金額を安く抑えたいなら、残価設定型のローンも悪くないと思います。
実際、デイズの購入では日産の残価設定型クレジットを使いました。
自動車ローンとの付き合い方
個人的には、家賃の支払いと同様に考えています。
仮に180万円の軽自動車を、60回のローンを組んで、購入したとします。
その時180万円を借り入れたと思うと、気が重くなるので、月々の返済金額に関しては、家賃というか車の使用料くらいで考えるようにしています。
現時点で考えると、軽自動車2台分で、負債ということでいえば300万円以上ありますから…。
ただ、キャッシング等で、生活費用を借り入れているのとは少し違います!
車自体に価値があるので、ローンを精算するのに必要な金額というのは、100万円くらいになるでしょうか!?
上手く処理すれば50万円以下にもなり得ます。
また、返済が進めば、負債と車両価値の金額差が少なくなってきます。
もちろん車の走行距離や内外装の状態にも左右されますが、今回売却したムーヴで言えば、ローン残とムーヴの価値はイコールでした。
ただし、この考え方にも落とし穴があります!
それは、事故等で廃車になった場合や事故歴(修復歴)が有りとなり、車両価値が大幅に落ちた場合です。
相手がいれば、過失割合に応じて損害を補償してもらえますが、単独事故で廃車となった場合は、自動車ローンが丸々残ってしまうので要注意!!
そんな時の為に、自動車ローンが残っている間は、少なくとも車両保険(一般タイプ)に加入しておくことがポイントです。
さらに地震や津波・噴火等の自然災害でも補償を受けられる特約を付帯しておくと尚安心です。
全額は補償されないにしても、50万円あるのとないのとでは大きな違いですから!
保険の等級などにもよりますが、20等級、ゴールド免許といった条件なら保険料的にも大差ないので。
それと、新車で購入して直ぐに売るようなケースでは、車両価値とローン残高の差が大きくなるので、精算時に多額の損失がでることもあります。
この点も頭に入れておくと良いでしょう。
想定外の出費を抑える
ローンに組み入れた場合、支払総額という意味では損ですが、メンテナンスパックや延長保証を活用することで、急な家計への負担を抑えるというのも、自動車ローンと賢く向き合う為の選択肢だと思っています。
新車を5年(60回)ローンで購入したことを考えると、初回車検までに出費するのは、「毎年の自動車税」「毎年の自動車保険料」「毎月のガソリン代」「毎月の高速代」「3年目の車検諸費用」くらいです。
年間1万キロくらいの走行を仮定すると、消耗品類(バッテリー、タイヤ、ベルト等)の交換も必要ないです。
メンテパックには、ブレーキフルード代は入っていないことが多いようなので、数千円くらいは別途必要になるくらいでしょう。
ローンが払い終わる2回目の車検まで考えても、タイヤ1回、バッテリー1回、ベルト類1回くらいで済みます。
エンジンブレーキも適時使用していれば、ブレーキパッドの交換も必要ないかもしれないです。
運転の仕方次第という側面もありますが…。
ただし、中古車を購入した場合は、ちょっと状況が違うので、この限りではありません!
中古車の場合は、車両状態次第だからです。
知り合いで、中古の軽自動車を購入後、初めての車検で30万円かかったケースがあったり、個人的にも延長保証に加入できなくて、高額な部品が壊れたりしたことがあるので…。
自動車ローンを組む前に!
毎月の支払金額に無理がないかを良く確認しましょう。
36回払いと60回払い
元金が同じであれば、返済回数が少ない方が支払総額は少なくて済みます!
ただし、毎月の支払金額は高くなります。
金利(分割手数料)を多く支払うのは嫌だ、借金は出来だけ早く返したい等の理由から、このケースで言えば36回払いを選択するのは止めておくべきです!
少しでも負担が重いなと感じたら、その選択は避けるべきです。
ちょっと無理した結果、途中で支払いが出来なくなり、車を手放すことになったり、車を引き揚げられたりしたのでは、本末転倒ですから!
失業や給料の減少で…
ローンを組んだ後に、収入が減ってしまうことは十分に考えられます!
ただ、これを心配し始めたら自動車ローンに限らず、何も出来ないと思います。
個人的には、その時はその時で、潔く車を処分するなりすれば良いと思っています。
ある程度の収入減は、想定して無理のない支払額/月としていますが!
自動車ローンを組んだ後は!
毎月の支払を滞りなく行って行くだけです。
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