2回払いのマイカーローン?バリ保(バリュー保証プラン)
私には縁が無さそうなマイカーローンですが、残価設定型クレジットと現金一括購入の中間的な支払方法を紹介します。
それは、ホンダフィナンシャルサービスのバリュー保証プラン(バリ保)!
この商品の詳細は、以下の公式サイトにて!
バリュー保証プラン(バリ保)|クレジット&カーリース|Honda
バリュー保証プラン(バリ保)
デイズの後の車を探しているときに見つけました!
こんな買い方も選択肢として増えたのだと…。
使い方次第では、このバリ保も有だと思いました。
仕組みなどの詳細は、公式サイトを見て頂くとして、個人的に思う事を交えて、バリ保をチェックしてみたいと思います。
まず、この商品は、ホンダファイナンスが取り扱っている、新車購入時の支払方法の一つです。
ホンダの販売店で、ホンダの新車を購入するときに選択肢となります。
ただし、NSX、N-VAN(G/L)、アクティ・トラック、アクティ特装車シリーズ等、対象外となるモデルもあります。
返済期間
3年間(契約期間)
支払回数
返済期間としては、3年ですが、支払回数は2回または1回です。
繰り上げ返済
リース契約ではないので、普通の自動車ローンと同様に可能。
2回払いなので、ホンダの残クレとは違い、一括返済のみ。
買取保証
条件付きにはなりますが、3年後の車両価値が保証されています。
残クレで例えるならば、残価保証金額がそれにあたります。
2回目の選択肢
二回目の支払いが、最終回になります。
買取保証額を支払って自分の車にすることも出来ますし、条件をクリアしていれば、1円の負担もなく返却もできます。
1.支払う(一括)
2.再クレジット(再分割する)
3.返却する
4.免責10万円を超えた分、距離オーバー分を支払して返却
走行距離制限
月1,000km(年間12,000km)または、月1,500km(年間18,000km)から選べます。
3年契約となるので、トータルでは、36,000kmまたは、54,000kmとなるでしょう。
この距離を超えた場合は、1kmあたり5~10円の負担となります。
おそらく軽自動車の場合は、5円だと思いますが、詳細に関しては販売店等にご確認ください。
仮に1万キロオーバーであるならば、5万円になると思います。
2回目の選択期限
満期の2ヶ月前まで。
日産の残クレだと、最終支払日の1か月前なので、ホンダの方が猶予は短いと思われます。
クレジット手数料
実質年率3.5%でシミレーションした所!
87,995円(N-WGNカスタムターボ)
70,863円((N-WGN L HONDA SENSING)
105,573円(N-BOX カスタムEXターボ)
2回目の買取保証額が車種によって決まってくるので、同じモデルであれば、基本的に手数料は実質年率で決まってきます。
実質年率も同じであれば、手数料は誰でも同じになります。
残クレだと月々の返済額やボーナス月などで、色々なパターンが考えられますが、このバリュ保の場合は、基本同じ!
メリット
比較対象によっても変わってくると思いますが、ある程度の現金を使えるのであれば、月々の返済は0円で新車が買えます。
また、同じ予算でも車両返却を前提に考えるのであれば、より高いモデルを購入することが出来ます。
後のことを考えないのであれば、車両返却の前提がなくても同様に手持ち資金以上のモデルや上級グレードも買える!
仮に、手元に100万円あるとすれば、N-BOX G・L ホンダセンシングが買えます。
ただ、残クレと比較した場合、残クレであれば1円も出費することなく、N-BOXカスタムの最上級グレードに、オプション沢山取り付けて購入する事も可能です。
月々の返済金額は、4万円近くになると思うので、3年で考えると144万円くらいの出費に…。
バリュホ保は、月々0円なので、考え方次第!
ということで、一概にメリットを語るのは難しいです(汗。
それでも、買取保証が付いているので、中古車市場に大きな影響を与えるような出来事が起きても、損しにくいです。
例えば何年か前に起こった、ニッサンとミツビシの燃費偽装事件やコロナ禍の影響で、中古車市場での価値が大きく下がった場合でも、車両を返却することで、リスクを回避できます。
仮に車買取での査定が30万円だったとしても、買取保証額が60万円であれば、支払総額で手数料分10万円を多く支払ったとしても、20万円も得!または、20万円の損をしないで済みます。
加えて、中古車としての価値が落ちやすい車種やボディカラー等を選んだ場合も、同様のことが言えます。
デメリット
分割手数料が掛かる金額が、2回目(買取保証額)だけなので、残クレと比較するとクレジット手数料は安く抑えられますが、現金一括と比べれば、軽自動車の購入でも8万円から10万円くらい…支払総額が増えます。
また、2回目(最終回)の支払いを行わないで返却を考えているならば、走行距離や車両状態(キズや汚れ等)に気を使う必要があります。
それと、予算によっては欲しいグレードやオプションを取り付ける事が出来なくなってしまいます。
購入する車種や予算との兼ね合いになると思いますが、100万円程度の現金がないと、選択の自由度が狭くなってしまう可能性も!
ですので、手持ちにある程度の余裕がないと、バリュ保は使いにくいです。
使える現金が無いよ!という方は、残クレの方が使いやすいです。
いずれにしても、選択肢が多いに越したことがないので、なかなか興味深いクレジット商品だと思いました。
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