2017年1月も…N-BOXの販売が好調!
軽自動車の販売台数を、毎月欠かさずにチェックしています。
そんな中、2017年1月もホンダのN-BOXが、軽自動車販売台数ではナンバー1をキープ。
しかも、販売台数が伸び悩んだり、前年比で落ち込んだりするライバル車がある中、かなり好調な売れ行きです。
2017年内には、フルモデルチェンジが行われるであろうN-BOXですので、今から二代目N-BOXの登場が楽しみ。
スペック・装備等によっては、購入する可能性も十分ありです!
軽自動車販売台数
以下の2017年1月の軽四輪車通称名別新車販売速報を参照しています。
https://www.zenkeijikyo.or.jp/statistics/
※全国軽自動車協会連合会の公式サイト
しばらくするると、確報に変りデータの修正が有る可能性もありますが、おそらく大きな変更はないものと思います。
順位 | メーカー | 通称名 | 本月 | 前月 | 前月比 | 前年同月 | 前年同月比 |
1 | ホンダ | N-BOX | 17640 | 14967 | 117.9 | 13754 | 128.3 |
2 | ダイハツ | タント | 13160 | 10299 | 127.8 | 15200 | 86.6 |
3 | ダイハツ | ムーヴ | 11627 | 11702 | 99.4 | 7141 | 162.8 |
4 | 日産 | デイズ | 11363 | 11429 | 99.4 | 13152 | 86.4 |
5 | スズキ | アルト | 8683 | 6885 | 126.1 | 8808 | 98.6 |
6 | スズキ | ハスラー | 8044 | 6280 | 128.1 | 7378 | 109.0 |
7 | スズキ | スペーシア | 7835 | 6020 | 130.1 | 6870 | 114.0 |
8 | ホンダ | N-WGN | 6808 | 6560 | 103.8 | 6182 | 110.1 |
9 | ダイハツ | ミラ | 4770 | 5566 | 85.7 | 5895 | 80.9 |
10 | ダイハツ | キャスト | 4264 | 3423 | 124.6 | 6395 | 66.7 |
11 | 三菱 | eK | 3090 | 3525 | 87.7 | 3522 | 87.7 |
12 | スズキ | ワゴンR | 2869 | 5277 | 54.4 | 6870 | 41.8 |
13 | ダイハツ | ウェイク | 2755 | 2853 | 96.6 | 2613 | 105.4 |
14 | スズキ | エブリイワゴン | 1628 | 1283 | 126.9 | 1250 | 130.2 |
15 | トヨタ | ピクシス | 1477 | 1712 | 86.3 | 1334 | 110.7 |
気になる車種をピックアップしてみます。
1位、N-BOX(HONDA)
17,640台と二位のタントを大きく引き離しています!
タントは、前月(2016年12月)にマイナーチェンジされ、自動ブレーキが性能アップしたスマートアシストⅢを搭載し、N-BOXの頼りない自動ブレーキと性能を比較した場合、雲泥の差です。
さらにカタログ燃費でも、タントが優勢です。
なのにN-BOXが売れているんですね。
軽自動車の新車を購入するにあたり、その点は重要視されていない方が多い?
ホンダのイメージ戦略が上手いのか?!
3位、ムーヴ(DAIHATSU)
前月比では、ほぼ横ばいですが、前年比だと162.8%と、大きく販売台数を伸ばしています。
ただ、キャンバスの増加分が、台数増の要因かと!
4位、デイズ(NISSAN)
こちらも前月比では、ほぼ横ばいです。
ただ、前年比だと86.4%と、1,789台減です。
その後、燃費偽装が公表されるわけですが、この一カ月で13,152人の被害者を生みます。
そのような事件が有ったにもかかわらず、11,363台も売れているのですから、驚きです!!
7位、スペーシア(SUZUKI)
12月末に仕様変更が行われ、自動ブレーキ性能が強化されたデュアルブレーキサポートを搭載!
加えて、力強さと大きく迫力のあるフロントマスクを特長とした新機種「スペーシア カスタムZ」が追加に!
その効果もあって、前年比114.%となっています。
台数にすると965台です。
見方を変えると、その効果は薄い印象でもあります。
ライバルの「N-BOX」「タント」と比較しても、車両は悪くないと思うのですが、販売台数は振るわない状況です。
12位、ワゴンR(SUZUKI)
かつての人気車種が、この順位です。
今月(二月)初めのフルモデルチェンジに向けて、在庫調整という側面はあったものの、前年同月でも6,870台と勢いを感じない状況です。
2代目となる新型ワゴンRが登場し、今月の販売台数がどこまで伸びるか注目です!
販売目標台数(月間)は、16,000台(ワゴンR、ワゴンRスティングレーの合計) だそうですが、この繁盛期の投入でも個人的には難しいのではないかと…。
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