軽自動車の車検代(整備費用)
軽自動車の車検代の中身(内訳)の中でも、重要なウェイトを占めるのが、この整備費用です。
整備費用
継続検査に合格する為の整備と予防的な整備に別れます。
前者は、必須となる車両の整備です。
近年は軽自動車でも壊れにくくなっているので、エンジンやトランスミッション等の重要機関の不具合というのは少ないと思いますが、主として消耗品部分の整備が必要となることがあります。
例えば…
- エンジンを含めた過度なオイル漏れ
- ドライブシャフトブーツの切れ・破れ
- フロントガラスのヒビ・割れ
- タイヤの溝1.6mm以下
- その他、灯火類の不点灯など
予防的な整備に関しては、必須ではないですが、安心して自動車を使う為に、消耗限度に達していなくても、限度を超えるタイミングを予測して、事前に部品交換したり、油脂類(オイル類)を交換したりするものです。
例えば…
- タイヤ交換
- ブレーキパッド交換
- ブレーキローター交換
- 各種ベルト類の交換
- タイミングベルト交換
- エンジンオイル交換
- ブレーキフルード交換
- 冷却水交換
- ATF交換
- その他
走行距離や年数、使い方などに応じて、整備することになります。
そして、この部分が車検代に大きく影響してきます。
軽自動車であっても、車検代が40万円なんて事例もあります!
整備内容を充実させればさせるほど、車検の際に支払う費用はドンドン増えます。
整備担当(フロント等)の言うがままに部品交換すると…。
場合によっては、交換の必要がない部品の交換が行われることも!
本当に、その部品の交換が必要なのか?
良く説明をしてもらい、納得の上で整備を進める事をお勧めします。
ブレーキパッド一つとっても、新品状態から半分くらいで交換が必要になる人もいれば、同じ半分の状態でも、次回の法定点検(1年)や車検での交換で十分な人もいます。
これは、一定期間に走る走行距離や乗り方次第などの要因などによって変わってきます。
予算的に余裕があれば交換してもよいでしょうが…。
それと、部品交換点数が増えると、格安系の車検店では車検費用が高くなる傾向があります!
格安系とは限らないのですが、部品交換毎に工賃が発生するような料金体系のお店ではということです。
トータルの車検費用だと、全然ディーラー車検の方が安かったという事例もあるので、走行距離が多い、年式が古い軽自動車の車検では、車検見積もりの取得が必須です。
費用、内容をしっかり比較して、納得の車検にしたいものです。
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