車検なら!ユーザー車検もあり
車検の有効期限を更新する手段の一つとして、ユーザー車検という選択肢もあります!
車検費用をとにかく安く抑えたい時には検討してみましょう。
車の乗り換え(売却)が決まっているけど、車検が切れるまでに新しい車が納車されないような時に…。
ユーザー車検とは?
その名の通り、ユーザー自身が、近くにある運輸支局に車を持って行き、継続検査を受けることです。
※軽自動車は、軽自動車検査協会。
ユーザー車検は難しいと思っている方もいるようですが、難しいことは無いです。
初めてなら戸惑いもあると思いますが、一度ユーザー車検を体験すれば、こんなもんかと思われるでしょう!
ただ、「土」「日」「祝日」は検査が受けられないので、平日に時間を作る必要があります。
それと予約が必須です。
軽自動車の車検については、こちらに詳しく書かれているので参考に!
ユーザー車検の費用
法定諸費用のみで、OK!
ということは…
- 自賠責保険料
- 自動車重量税
- 印紙代
最小限で済む場合は、上記合計額だけです。
重量税の金額によって少し上下しますが、28,000円~37,000円で、車検の有効期限を更新することが出来ます。
車両状態によっては、整備が必用になるので、予備検査場に寄ってから継続検査を受けに行くのも選択肢としてあります。
予備検査場は、運輸支局や軽自動車検査協会の周辺にあることが多いです。
利用料は、おおむね一箇所500円くらいで、全部点検調整すると4千円くらいです。
ということで、検査に落ちた部分だけ調整に行くのが、コスト的には少なくて済みます。
ただし、調整程度では済まない様な整備が必要になることもあります。
ユーザー車検の裏ワザ
裏技なんて書いてしまうと大袈裟かなぁ…(汗
愛車の車両状態を把握するために、カー用品店などで詳細な車検見積もりを取っておくと、ユーザー車検当日に焦らずに済みます。
検査に合格しても!
車検証の有効期限は、2年間延長されますが、あくまで検査時点において、公道を走っても問題ない状態だということです。
次の車検や法定点検まで安心して乗れる保証はないので注意!
極端な例を挙げれば、検査後にブレーキランプが切れたら、帰宅する際に、整備不良で検挙される可能性もあるのです。
これだと、ユーザー車検に限らなくない話ですね(汗
別の事例として…
ベルト類が切れる寸前だったとしても検査には合格しますし、ブレーキパッドが摩耗限度を超えていても、基準以上の制動力さえ出れば検査には通るのです。
言い方を変えると…
適切な言い方でないかもしれないですが、危険な状態が直ぐそこまで迫っていても、基準を満たせば検査には合格できるのです!
ということで、法定点検の義務もある訳です。
必ず近いうちに法定点検を受ける義務があります。
ですので、ユーザー車検後に、整備事業者で法定点検(2年)だけ受けた場合、軽自動車であっても2万円前後かかるので、実は金銭的なメリットが無い可能性が非常に高いのです。
※DIYで点検できる方は別。
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