軽自動車のEV(電気自動車)
2015/06/01
新車販売される自動車の中でも、未だにEV(電気自動車)が占める割合は低いままです。
さらにその少ない電気自動車(以下、EV)の中でも軽自動車のEVが占める割合は低いです。
販売される自動車の中で、軽自動車のEVは極僅かな状況です!
軽自動車のEV
まず新車で買える車種自体も限られます。
- i-MiEV(三菱自動車)
- ミニキャブ MiEV トラック(三菱自動車)
以上、2車種です。
実は、販売を終了しているモデルはないので、歴代で考えても軽のEVはこれだけなのです。
※2015年4月時点。
※超小型EV(ミニカー/4輪原動機付自転車)のコムス等は除く。
軽自動車のEVが普及しない理由
最大の理由は、車両価格だと思います。
i-MiEVで言えば、廉価グレードの「M」で約226万円、上級グレードの「X」になると約283万円です!
軽自動車として、気軽に購入できる価格帯ではないですよね。
国や地方自治体(一部地域)からの補助金を加味すれば、もっと安くはなりますが、補助金を受けるには各種条件があり、乗り換えたくなったからといっても容易に乗り換えることが出来ないなどの制約も。
それと魅力的な新型車が出ていないということもあるかと…。
軽の新型EV
どんどんと誕生するような状況ではないと思います。
i-MiEVの後継車種として、2016年ごろに新型車が出る可能性があります。
たしか三菱自動車、日産自動車共に共同開発を進めるようなことを正式に発表していたと思います。
i-MiEV試乗
以前のクルマから今の軽自動車に乗り換える際に、i-MiEVも検討しました。
その時にi-MiEVも試乗しました。
率直に思った事は、普通の軽自動車で良いです。
というよりは、普通の軽自動車の方が良いですね。
あえて価格の高いi-MiEVを選ぶ理由は見つかりませんでした。
ガソリン代(燃料費)を考えれば、i-MiEVの方が安くなると思いますが、導入コスト(車両価格)を加味すれば得どころか大損です。
それと加速性能はi-MiEV悪くないと思いましたが、軽のターボと比べれば然程のメリットではないかと…。
現段階では、普通の軽自動車とi-MiEVは比較するような車両ではないと言えます。
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